パソコン資格の中で高校生が取ったほうがいい資格や勉強方法を知りたいという声が増えてきました。
そして、進学や就職に役立つのかという疑問を解決します。
✔️目次
- パソコン資格の中で高校生におすすめは『日商PC検定』です
- 進学や就職に活かすためのキャリア設計
この記事を書いている私は、パソコン教室の講師歴7年。
現在は、個別に指導したり、ブロガーとして活動しています。
そこで今回は、パソコン資格の中で何を取ろうかな・・・と悩まれている高校生におすすめな資格と進学や就職に活かす方法を教えていきます。
■パソコン資格で高校生におすすめは『日商PC検定』です
結論は、日商PC検定がおすすめです。
なぜかというと、日商PC検定は、知識科目と実技科目に分かれているからです。様々なパソコン資格がありますが、知識科目と実技科目が分かれているのは少ないです。多くの資格試験は、知識系の資格、実技(ソフト操作)系の資格、に分類されます。
まずは、知識と実技が一緒に学習ができる日商PC検定をおすすめします。
体験談:私が資格取得の流れを失敗した話
具体的な話をすると、私は大学生2年の時に『ITパスポート』の資格取得をしました。パソコン教室の講師になってから『日商PC検定』の資格取得をしました。その時に感じたことは、ITパスポートで学んだことが日商PC検定の知識科目で役に立ったことでした。
ここで考えたのは、資格取得の流れが逆の方がよかったのではないかということです。
まずは、日商PC検定でパソコンの知識と実技を学び、その上で知識をもっと身に付けたいのであれば、知識に特化した資格取得をすればいいです。また、実技を身に付けたいのであれば、実技に特化した資格取得をすればいいです。
その流れの方が方向性が決めやすく、分かりやすいという考えになりました。
そのためにまずは、日商PC検定で知識と実技を身に付けましょう。
よくある質問:知識と実技を同時に勉強は難しいのではないか
結論は、大丈夫です。
なぜなら、どんな資格取得も勉強を積み重ねていけばできるからです。重要なのは、資格取得を目指す方のスキルによって勉強方法を変えることです。
『独学』と『教室に通う』問題点
勉強方法は、『独学』と『教室に通う』の2通りです。
独学は、1人で学習します。
独学で勉強してく時に発生する問題点
- 勉強する時間が決められていないこと
- 分からない時に質問できないこと
上記の2つの問題を解決を1人で出来るスキルがあれば独学で大丈夫です。
独学でよく起こることは、勉強が続かなくて辞めてしまうことです。
その理由は、上記の2つができていないことが多いです。
独学は、費用が抑えられるため、やる人が多いですが、辞めてしまう人も多いです。挑戦してみるのは、いいと思います。しかし、1日でも勉強しなかった時があれば独学は向いていない可能性が高いです。
教室に通う時は、1人で学習しません。教室の学習方法によって変わりますが、確実に言えるのは、1人で学習しないということです。
教室に通う時の問題点
- 教室に通う時間の調整が難しい
- 独学よりも費用がかかる
教室に通うことで勉強する強制力が働き、習慣が身に付きます。
しかし、独学よりも費用がかかります。費用さえクリアできれば教室に通う方が、いいです。
問題点解決のために行うこと
勉強することを習慣化することが重要です。
なぜなら、独学も教室に通うでも習慣化しないと勉強が続かないからです。
習慣化する方法は、毎日行うことです。
これを聞くと「続かない」とか「無理」と言われる方が多いです。
しかし、それをしないと習慣化することは困難です。
毎日続かない人は、計画を立てることや勉強は長時間行うことを勘違いしている方が多いです。
計画を立てることは一見いいように思えますが、計画を丁寧に行うことで行動するのが遅れてしまいます。結果、行動するまでに時間がかかり、やる気がなくなってしまうことは多くあります。
行動するのが遅れてしまうのは、勉強するのが遅れると同じ意味になります。
計画も大切ですが、行動することが大切という意識を持ちましょう。
また、勉強は長時間行うというのも勘違いです。
もちろん、長時間行えるのはいいことです。
しかし、いきなり長時間を行うようにしていたら、今日は1時間もできないから明日野郎と言って結局やらないようになってしまいます。
まずは、30分を目安に勉強しましょう。30分が長いと思ったら、10分や15分でも構いません。
これを毎日継続することで自然と勉強する時間が伸びていきます。
■進学や就職に活かすためのキャリア設計
進学や就職に活かすためには、MOSやITパスポートの資格取得にも挑戦しましょう。
なぜなら、日商PC検定で補えない知識や機能があるからです。
日商PC検定は、最初の資格取得にいいです。しかし、全てのことに対応できるものではありません。そのため、MOSやITパスポートの資格取得をすることがおすすめです。