という疑問にお答えします。
この記事を書いている私は、パソコン教室の講師歴7年です。今までに1,000名以上の受講生の対応をしてきました。現在は、個別に教えたり、ブロガーとして活動中です。
今までの経験を含めて日商PC検定について解説していきます。
日商PC検定の内容や難易度を詳しく解説します
日商PC検定は、日本商工会議所が主催しているパソコン検定です。
日本商工会議所の主催試験は、日商簿記が有名ですね。
日商PC検定ってどんな内容?
現在は、パソコンやネットワークが発達して、会社の設備として情報機器が当たり前になってきました。
それによってビジネス文書の作成能力やデータの活用や分析能力、ネットワークを使った情報収集が求められるようになりました。
企業実務でパソコンなどの情報機器を使うための、実践的な知識やスキルを身に付けることを目的としているのが日商PC検定です。
ポイント
日商PC検定は、企業実務で実践的な知識やスキルを身に付けられます
試験種類と難易度は?
試験の種類は、3つに分かれています。
試験の種類
- 文書作成(ワード)
- データ活用(エクセル)
- プレゼン資料作成(パワーポイント)
難易度は、4つに分かれています。
難易度
- Basic
- 3級
- 2級
- 1級
※プレゼン資料作成はBasicがありません
試験の種類と難易度をすべて合わせると、11種類です
ポイント
3級は、一般社員の位置付けです
2級は、管理職の位置付けです
受験方法と受験料、試験時間は?
受験方法は、試験を受けられる場所が決まっているので、商工会議所のHPを確認してください。
試験当日に合否が分かります。
試験校によって受付方法が異なるので、まずは電話で問い合わせるのが確実です。
また、1級に関しては、年に2回で試験日が決まっています。それ以外は、事前に問い合わせをすれば、いつでも受験可能です。
受験料
- Basic:4,200円
- 3級:5,240円
- 2級:7,330円
- 1級:10,480円
知識科目の試験時間
- Basic:なし
- 3級:15分
- 2級:15分
- 1級:30分
実技科目の試験時間
- Basic:30分
- 3級:30分
- 2級:40分
- 1級:60分
ポイント
1級の受験料も高く難易度も高いです
まずは3級からの取得をおすすめします
試験範囲と学習のポイント
試験範囲は、知識科目と実技科目に分かれています。
知識科目の範囲
共通範囲と専門分野に分かれています。
共通範囲は、文書作成やデータ活用、プレゼン資料作成のすべてに出る問題です。そのため、複数種類を受ける場合は、被るところがあります。
専門分野は、各分野で異なる問題です。知識科目全体の3〜4割ぐらい出るイメージです。
知識科目の特徴
- 3級と2級は、30問の三択問題です
- 1級は、2問の論述問題です
ポイント
共通範囲が被るため新しく学ぶことが少ないです
複数の資格取得が目指しやすくなっています
実技科目の範囲
実技科目は、途中のデータを問題通りに追加や修正を行い、完成させます。
文書作成
- 社内文書と社外文書
- 文書の種類
- その他書類の基本的な型
文書作成についての詳しい内容は「日商PC検定文書作成3級を分かりやすく説明します【一発合格の方法も解説】」で解説していますので、参考にどうぞ。
データ活用
- 売上や利益などの数値分析
- 構成比率や達成率などの仕事でよく使われる計算
- 求めた数値をグラフ化
データ活用についての詳しい内容は「こちら」で解説していますので、参考にどうぞ。(準備中)
プレゼン資料作成
- 文章を箇条書きに修正
- 図形や表の使い方
- SmartArtの活用
プレゼン資料作成についての詳しい内容は「こちら」で解説していますので、参考にどうぞ。(準備中)
ポイント
各分野によって使用ソフトが違うため、それぞれ学習する必要があります
関連するところもあるため、繋がっている部分も少しあります
独学の資格取得は1ヶ月間で合格も可能です
現在の個人スキルによっても変わりますが、可能です。
なぜなら、勉強する時間によって期間が異なるからです。
独学で1ヶ月間の資格取得について詳しく知りたい方は「パソコン資格を独学で取るためには勉強をし続けることです」で解説していますので、合わせて読んでください。
パソコン資格の情報を集めるのもいいですが、実際に行動しないと始まりません。
資格取得したいと考えているのであれば、即行動に移しましょう。