VBA

エクセルマクロVBAでできること5選【プロ講師が実例を交えて解説】

すーさん
エクセルマクロVBAを勉強しようと思っているけど、実際にどんなことができるのか知りたい。また、仕事の業務改善に活用できるのか知りたい。

という悩みを解決します

 

本記事の内容

  • エクセルマクロVBAができること
  • エクセルマクロVBAができないこと
  • 独学の勉強方法

 

本記事の信頼性

この記事を書いている私は、パソコン教室の講師歴7年です。今までに1,000名以上の受講生の対応経験があります。

エクセルマクロVBAが全くわからない人にも教えてきました。

また、ストアカ講師としてExcelVBAを教えています。

 

この記事を見ている人は、仕事の業務効率化のためにエクセルマクロVBAを勉強したい人が多いはずです。

今回は、エクセルマクロVBAができることを実例で解説します。

パソコンを使った業務を行っていればどこかで業務効率化ができるはずなので、ぜひ見てください。

 

先に実例を紹介します。

 

  1. エクセルの入力や計算などの単純作業を自動化
  2. フォルダの名前変更などの整理
  3. エクセルのデータをパワーポイントにコピー
  4. Outlookを使ってメールを一斉送信
  5. インターネット上からデータを集める

 

エクセルマクロVBAでは、大まかに5つのことができます。

 

実例を解説する前にVBAとマクロが同じだと勘違いしている人が多いので、それから解説していきます。



もくじ

 

VBAとマクロの違い

VBAとマクロは、同じものだと勘違いしている人が多いです。

しかし、意味が異なります。

 

VBAは、『Visual Basic for Applicationsの略で、 マイクロソフト社が開発したプログラム言語』のことです。

 

マクロは、『パソコンの操作を自動化する機能』のことです。 

 

マクロ(パソコンを自動化)するために使うプログラム言語がVBAということです。

 

VBAは、マイクロソフトが開発した言語のため、Office系Word,PowerPoint,Outlookすべてに活用できます。

 

エクセルマクロVBAができること

冒頭でもお伝えしましたが、下記の5つがエクセルマクロVBAでできることです。

 

  1. エクセルの単純作業を自動化
  2. フォルダの名前変更などの整理
  3. エクセルのデータをパワーポイントにコピー
  4. Outlookを使ってメールを一斉送信
  5. インターネット上からデータを集める

 

それでは、1つずつ解説していきます。

 

エクセルの単純作業を自動化

エクセルの単純作業は、入力や計算、コピー&貼り付け、印刷などあります。

何回も同じことを繰り返しすると時間がかかります。

 

入力も1箇所だけならいいですが、複数箇所に同じデータを入力する場合もあります。

 

そんな時にエクセルマクロVBAを使えばボタン1つで自動化できます。

5分かかっていた作業時間が1分になることもあります。

 

1日に同じ作業を行っている場合は、大きな時間短縮になります。

 

フォルダの名前変更などの整理

特定のフォルダ名の作成や変更、削除などができます。

 

会社の部署名が変わった時やその他の仕様変更などでフォルダ名を変更する作業をエクセルVBAで効率化できます。

 

エクセルのデータをパワーポイントにコピー

エクセルで作成したグラフをパワーポイントにコピーする作業をVBAを使って自動化できます。

 

パワーポイントで会議資料を作成している業務が定期的にあれば、自動化することにより業務効率化が図れます。

 

Outlookを使ってメールを一斉送信

エクセルにOutlookのフォーマットを作成して自動送信できます。

しかし、初心者には難易度が高いです。

 

書籍やサイトにも情報が少ないため、業務効率化するには時間がかかると思ってください。

 

とはいっても、メール送信を自動化したい人は多いので、取得までやり切りましょう。

 

インターネット上からデータを集める

インターネットで調べた情報を資料にまとめる業務をVBAで効率化できます。

 

いつも調べているサイトがあれば、必要な情報のみ抜き出すことができます。

URLの取得をすれば、エクセルからサイトへ行くこともできます。

 

調べてまとめる作業は、かなり時間がかかります。

同じような作業を長時間繰り返すのは、手間なのでVBAで効率化しましょう。

 

エクセルマクロVBAができないこと

エクセルに関する業務効率化は、VBAを使えば実現できます。

しかし、データ量100万件以上となると、エクセルVBAに不向きです。

 

それ以上のデータは、アクセスVBAが適しています。

アクセスVBAとは、Microsoft officeのアクセスに対応したVBAです。

 

そのため、データ量が多くなければ、ほとんどを業務効率化できます。

 

独学の勉強方法

エクセルマクロVBAは、独学で身につけることができます。

しかし、勉強方法を間違えると挫折します。

 

VBAは、プログラム言語の中で身につけやすいと言われていますが、プログラム言語を初めて勉強する人や今までVBAをやってこなかった人にとっては難しいです。

 

挫折しないで勉強していきたい人は、『エクセルVBAを初心者が挫折しない勉強方法【プロ講師が6の手順で解説】』を参考にしてください。

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