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パソコン資格の日商PC検定ってどんな内容?【独学で合格】

パソコン資格の日朝PC検定の試験内容や難易度、受験料の詳細を知ることができます。それを私の経験から具体的に解説します。また、私や実際の受講生が合格するために行った勉強方法を解説いたします。

この記事を書いている私は、パソコン教室歴7年です。今までに1,000名以上の人に教えてきた経験があります。現在は、個別に教えていたり、ブロガーとして活動中です。

全く知らない方でも分かるように解説していきます。

 

パソコン資格の日商PC検定ってどんな内容?

日商PC検定の試験内容や難易度、受験料などの詳細を解説します。

日商PC検定は、これから仕事をする方や現在も仕事をしている方におすすめな資格となっています。

 

試験内容

日商PC検定は、知識科目と実技科目に分かれています。どちらも100点満点中70点で合格となります。どちらかが70点より低くなってしまった場合は、不合格となります。

実際の試験範囲をずらずら並べてもイメージしづらいと思いますので、実生活を例にしながら解説していきます。

 

知識科目ってどんな内容なの?

知識科目は、パソコンで仕事をする上で知っておくべき用語を覚えていきます。
具体例は、下記です。

今までは、情報を紙で管理していました。紙のため、ファックスや郵便、直接手渡しなどでやりとりをして、最後にファイルに保管していました。

しかし、現在は、パソコンで情報のやりとりをしています。パソコンで書類を作成したら、メールで送り、書類データやメールデータがパソコンに保管されます。

また、データは会社で共有されています。どこまで共有されているかは会社によって変わりますが、会社全体や部署ごと、書類などの特定のものをどのパソコンからでも見ることができます。

そのような環境下で業務を行うには、ただ指示された業務を行うのではなく、何に気をつければいいのか、どのような仕組みになっているのかを理解する必要があります。理解できなくとも知る必要があります。

それは、パソコンで情報を管理している中で、間違った操作をすると情報が漏れてしまう可能性があるからです。ですが、基本的にセキュリティ対策がされているため、そう簡単に漏れることはありません。

 

というような知識を身に付けることができます。
業務内容が文字入力のみだったとしても、パソコンでデータを扱うのであれば、身に付けておくべきことです。

 

実技科目ってどんな内容なの?

実技科目は、実務で使うデータを使い、作成するデータに対する知識やソフト操作を学習します。
文章作成(ワード)とデータ活用(エクセル)を例に下記で解説していきます。

 

文書作成(ワード)を解説します

文書の型を身に付けることができます。文書の型とは、書類を作成する時の決まりみたいなものです。
今まで感想文や手紙を書いたことがあると思います。その時に最初に何て書いていましたか?

いきなり、本題に入るのではなく、感想文は、題名を書いて、次に作成者を書く、手紙は、相手の名前を書くなど、一定の決まりがありました。
会社で作成する書類にも決まりがあります。書類作成の決まりを知ることで他の人に恥じることのない文書を作ることができます。

案内文書や推薦文書などの会社で作成する文書に対する知識と最初から最後まで1人で作成できるソフト操作が身に付きます。

 

実際の仕事の業務は、会社で用意されているデータを使い回すことが多いです。しかし、会社によっては、使い回しされている内容に不備があったり、構成が間違っていることもあります。そこまで修正できるようになると会社で人材として重宝されます。

 

データ活用(エクセル)を解説します

小売店(コンビニのようなお店)で働いているという場合で説明します。

仕事をしていると、1日の売上、商品ごとの売上や販売数量、飲み物やお菓子などの大きなカテゴリーの売上や販売数量、人件費など様々な数字を集計していきます。期間は、時間、日、月、3ヶ月、6ヶ月、1年などで集計をしていきます。

その時に会社で集計するシステムが合ったとしても自分が知りたい数値ではないことがあります。その時に自分でエクセルを使用して自分が知りたい集計をすることができるようになります。

最後に見やすくグラフ化することで他の人にも伝えやすくなります。

 

私も実際にありましたが、会社のシステムで集計されるデータでは大きなカテゴリーだったため、詳細を知るためにエクセルを使って私が知りたい情報が集計できるようにしていました。

数字を集計するスキルが身に付き、分析する能力も身に付きます。

 

難易度は?

日商PC検定は、Basic、3級、2級、1級と4つの級に分かれています。Basicが易しく、1級が難しいです。パソコンに不安がある方は、Basicからの受験をおすすめします。少し自信がある方は、3級からの受験をおすすめします。

どんなに自信があったとしても2級からの受験はおすすめしません。それは、絶対に3級の知識が抜けているところがあるからです。今までに2級からやりたいと言われた方が、3級の知識や操作を身に付いていることはありませんでした。

 

受験料と受験日

すべて税込みの価格です。
Basic:4,200円、3級:5,240円、2級:7,330円、1級:10,480円

MOSのスペシャリスト(一番易しいもの)は、10,780円です。それに比べると受験料は安いです。受験料も安く、実務的な内容が身に付きますので、おすすめです。

受験日は、決まっていません。
事前に受験料の支払いが必要です。受験するときは下記を参考に問い合わせをしてください。
※1級のみ年に2回となります。

受験申し込みはこちらで確認ください。
商工会議所ネット試験施行機関

 

独学で合格する方法

日商PC検定を独学で合格することはできます。
なぜなら、独学に適した参考書があるからです。

私が実際に勉強した時に使ったテキストはこちらです。
※Office2013と記載がありますが、2016などでも問題ありません。

 

      

 

知識科目の勉強方法

繰り返し解くことで覚えていきますので、最初は分からなくて全く問題ありません。用語が聞き慣れないため、難しく感じると思いますが、それは言葉として覚えようとすると難しく感じます。

パソコン用語は、略語になっていることが多いため、実際にどのような英語が使われているかを調べたり、この用語はどのような時に使うのかをイメージする、何かと関連付けるように覚えると記憶しやすいです。

 

実技科目の勉強方法

実際に操作をしながら行うことが重要です。テキストを眺めていては、右から左に流れてしまい、絶対に忘れてしまいます。1つ1つ操作をしながら行っていきましょう。

基本的には、テキストを見ながら行えば分からないことがないはずです。しかし、合っていると思って操作をしたが、違った結果になってしまった時に間違えを探すのが苦労すると思います。

それを探すことで1つ1つの操作が理解できるようになります。考えてみて、どうしても分からなければ、ネットで調べるとある程度分かると思います。

独学だとテキスト代のみで資格取得ができます。教室に通うとなると1〜2万では取得できません。そのため、まずは独学で勉強することをおすすめします。

もし、独学が上手く行かなかった時は、教室に通うことになりますが、こちらの参考書は、自宅で勉強する用として活用すれば、無駄になりません。
私が対応していた受講生も実際にこちらのテキストを購入し、自宅で行っていました。

 

今回は、日商PC検定についての解説をしました。
学習の参考にしていただき、合格できるように頑張ってください。

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