こんな方におすすめ
こんな悩みを解決できる記事を作成しました。
私は、パソコン教室の講師を7年間しており、約1000名の方指導経験があります。
パソコン初心者の方からエクセスVBA等のプログラミングを教えてました。
現在は、IT企業でネットワークエンジニアとして働いています。
この記事は、CCNAの難易度と勉強時間について内容です。
記事の後半には、CCNAと他のIT資格を比較しています。
この記事を読み終わる頃には、CCNAの難易度が分かるため、その後の勉強にも役立つ内容となっています。
まずは、CCNAとは何かから見ていきましょう。
もくじ
CCNAとは何か
CCNAとは、Cisco Certified Network Associateの略称です。
シスコシステムズ社という、ネットワーク関連機器の世界最大手が実施する資格試験の1つとなります。
ネットワークエンジニアの入門資格と言われており、ネットワークに関連する基礎知識やシスコ(Cisco)社のルーター等の製品の知識や技術が内容です。
CCNAを受験する前提条件1つ
CCNA公式サイトに以下の記載があります。
事前の前提条件
- 正式な前提条件はありませんが、シスコ ソリューションの導入と管理の経験が 1 年以上あることが推奨されます。
引用:CCNA 認定
上記の内容を推奨しているだけで、経験がなくても合格できます。
不安になる方もいると思いますが、安心してくださいね。
改定して難易度は上がった
過去のCCNA試験は全部で9種類もありました。
しかし、現在は、以下の内容が1つにまとまりました。
- CCNA Cloud
- CCNA Collaboration
- CCNA Cyber Ops
- CCNA Data Center
- CCNA Industrial
- CCNA Routing and Switching
- CCNA Security
- CCNA Service Provider
- CCNA Wireless
以前は、内容によって細かく分かれておりましたが、1つにまとまりました。
その結果、試験範囲が広がり、難易度が上がりました。
しかし、1つ1つ資格取得をする手間は減りました。
勉強の手順さえ間違えなければ、合格できるため、安心してください。
CCNAのメリット3つ
CCNAを取得することのメリットは、3点あります。
CCNAを取得するメリット
上記のメリットについて詳しく解説していきます。
ネットワークに関する知識や技術が身につく
CCNAは、ネットワークに関する基礎知識や技術が身につきます。
それは、試験内容がネットワークに関することなのはもちろんですが、ネットワークエンジニアの入門資格と認知されているからです。
Cisco製品に関する知識や技術を学べる
CCNAは、Cisco製品に関する知識を学ぶことが出来ます。
なぜそかと言うと、ネットワーク関連機器の最大手が、シスコシステムズ社だからです。
シスコシステムズ社は、主に企業や通信事業者がインターネットや社内ネットワークに関する通信機器(ルーターやスイッチなど)の最大手となります。
これからインターネットエンジニアやインフラエンジニアを目指している方は、実際に使う機会が多い機器です。
就職や転職で有利になる
CCNAを取得すると就職や転職で有利になります。
なぜなら、ネットワークエンジニアの入門資格と言われているからです。
事前に資格取得をしている人は少ないため、他の人と差別化ができます。
CCNAの難易度
Ciscoの認定資格は、5つの段階に分かれています。
CCNAは、下から2番目に易しい難易度となります。
とは言っても初めてネットワークについて勉強する方は、苦戦します。
しかし、正しく勉強を続けていれば、合格できるレベルの資格です。
CCNAの勉強時間は約160時間
CCNAの勉強時間は、約160時間です。
勉強時間の目安
- 1日2時間だと、約3ヶ月。
- 1日3時間だと、約2ヶ月。
ネットワークに関して初めて勉強する方は、上記よりも時間がかかるかもしれません。
あくまで参考程度にしてください。
CCNAと他のIT資格の難易度を比較
CCNAと他のIT資格の難易度や勉強時間を比較していきます。
なぜなら、CCNAの難易度がより理解ができ、CCNAに合格した後に勉強する資格も決めやすくなるからです。
以下の6つの資格と比較をしています。
勉強時間の目安
まずはITパスポートから解説していきます。
CCNAとITパスポートの比較
CCNAよりITパスポートの方が難易度はかなり低いです。
それは、ITパスポートの勉強時間が100時間程度で短いからです。
また、IT資格の中でも一番やさしい資格がITパスポートだからです。
CCNAと基本情報技術者試験の比較
レベル2で同じ位置にありますが、CCNAより基本情報技術者試験の方が難しいです。
なぜかというと、勉強時間が200時間程度だからです。
また、CCNAに比べて試験範囲が広いからです。
基本情報技術者試験は、ITエンジニア全般の方に向けた内容となっています。
CCNAとLPIC、LinuCの比較の比較
LPICとLinuCのどのレベルかによりますが、CCNAよりLevel1は、難易度は低いです。
なぜなら、LPIC Level1の勉強時間は、130時間程度だからです。
LPICとLinuCは、サーバー分野となります。
インフラエンジニアに興味がある方は、取得するべき資格です。
CCNAとAWSと比較
CCNAよりAWS Certified Cloud Practitionerは、難易度がかなり低いです。
なぜかというと、勉強時間は、40時間程度だからです。
AWSについてもCisco認定資格同様にレベルが分かれています。
その中で一番レベルが低いAWS認定資格が、AWS Certified Cloud Practitionerです。
CompTIA Network+の比較
CCNAよりCompTIA Network+は、難易度が低いです。
それは、勉強時間が60時間程度だからです。
CompTIA認定資格は、Network+以外にサーバー系、クラウド系などの資格の種類があります。
資格の種類によって分野や難易度が異なります。
まずはCCNAの勉強を始めよう
ネットワークエンジニアやインフラエンジニアを目指している方や興味がある方は、CCNAから取得しましょう。
なぜなら、おすすめできることが3つあるからです。
CCNAのメリット
- ネットワークエンジニアの入門資格とされているため、認知度が高い
- 転職時に他の人と差をつけられる
- 入社後にCCNAから資格勉強を始める会社は多くある
ネットワークに関する資格がたくさんあるため、どれについて勉強すればいいのか悩むと思います。
まずは、CCNAから勉強を始めるのがおすすめです。
この記事をCCNAの難易度や勉強時間の参考にしてくださいね。